命。

昨日、職場の人のワンちゃんが亡くなったと聞いた。
19歳だったそう。
体力は落ちてきていたそうなので、老衰なのでしょう。
けど、大切なひとが亡くなってしまうことが、どれだけココロに痛みが走るか、ココロを痛めている人を見ているだけで、深く感じる。

帰り道、考えた。
遠く離れたあの人も、あの人も、遠くても生きていると思うだけで、支えになっているあの人も、もしこの世からいなくなってしまったら、私はどうなるのだろう・・・と。
もちろん、生活には何も関係がなく、きっと時は流れるけれど、この世にいないということを想像しただけで駄目だった。

だけど、一緒にいることはできないのです。

人はいつだって誰かと一つになることなんて出来なくて、その一瞬はココロが通じたとしても、別々の人間である限り、ずっと同じように考えたり同じように生きるなんて出来ない。お互いに協力したり、支えあったり、そんな風に一緒に生きることができても、いつかは離れてしまう。

だけど、一緒にいることができたらと思うのです。

ひとの死は、ひとの生を意味づける。
それはとても悲しいことです。

あとね、病気の人とか「あなたに私の気持ちなんて分からないわ」という人がいて、それは分かるし、言われたらあぁそれだけココロが小さくなってるんだなぁと思うだけだけど、そう言われた人の気持ちを分かってないなと思うのです。
誰も誰の気持ちなんて、全部分かる分けないのだから、それは言ってはいけないことだと思うのです。
こっちが、自分の大切な人が病気の気持ちなんて分からないでしょと言いたいくらい。
若いから健康だなんて、若いときに健康だった人がいう言葉だと思うし。
そうやって悪いココロを言葉にすることで、キレイに出来るのであれば、いくらでも聞いてあげたいとも思うけど、何を言ってもいいと思われるのとは違う気がしたりします。
難しい話になりました。