ココロはわがまま。

白のなかでは白は見えない。
黒のなかでは黒は見えない。
幸せのなかでは幸せは見えない。
そう、思います。

でも、それって幸せを逃してしまう、という悲しい結末になるのよね。
見えずにずっといると、いつの間にか、自分の周りの白や幸せを見失って、黒の中にポツンといたり。
黒のなかでは自分の黒は見えなくて、どんどん嫌な自分になって、悪いココロなんて持ったりして、それが当たり前になったりして、あぁ悪い自分だとか、後ろ向きだなって分かっていても、どんどん深みにはまって行ったりして。
でも、それもどうしようもないのだな、人間はそういうものだから。

そして、ふとしたきっかけで、黒の外に出た時、黒の自分が見える。
幸せの外に出た時、幸せだった自分が見える。
人のあたたかさを感じるように、ココロを磨いていよう、と思っているのに、いつのまにか錆びているのよね。そして、人のあたたかさに気付いた時、なんて幸せなんだろう・・・と思ったり。

幸せを人と比べても、意味がないし、自分にとってはささやかな幸せがすごく幸せだったりするのだけど、でも、自分があまり幸せじゃないなぁ・・・と思う人は、自分が自分の周りにいる人だったらってたまに客観視してみるのもいいかもね。
人に言われたこととか、自分だったらそんなことは言わない、と思うのか、言ってしまうな・・・と思うのか、あんな風に言ってあげれるかなぁ・・・とか、あんな言葉言ってあげれないや・・・と思うのか。
そしたら、自分が自分のために何をしてあげたらいいのか分かるかもね。


なーんて、思い出した気持ちを書いてみた。
また忘れてしまうのだろうけどね。
そしたら、また思い出せばいい。それが生きることだろね。

私の仕事はそれを思い出させることかもね。