子どもは子ども。大人も子ども。

今日は大人なのに、子どもな人に会った。
両親に、兄弟に、込み上げる思いを大きな声で早口で話す彼女。
内容は不満や批評や文句や怒り。
感情を抑えきれずに、時々大きな声を出す。
でも、それは全て私には「愛して欲しい」の言葉に聞こえた。
「認めて欲しい」に聞こえた。
子どもが親に愛されたいと思うのは当然のことで、
上手に愛してあげることの出来ない親(人)がいるのも当然のことで、
それを何とか折り合いをつけて生きている人もいる。
彼女はとても利口な人だと思う。
だから、辛い気持ちを閉じ込めて、精一杯生きている。
でも、時にはこらえきれないこともあるのだと思う。
今度彼女に会えたら、伝えたいことがある。
彼女の名前はとても素敵な名前だった。
とても美しい名前だった。
あんな名前は愛がなければ付けれない。
いつか彼女が愛してると伝えれる日が来るといいのに。


そのままぼんやりとした気持ちでコンビニに寄って、グレープフルーツジュースを買った。
帰って飲んでみたら、甘かった。
オレンジジュース・・・。
わざわざ寄ったのにね、まぁいっか。